一般皮膚科 | 豊橋市東脇(愛知)の皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科 あい東脇皮フ科クリニック

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一般皮膚科

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、かゆみのある湿疹が全身のいろいろなところにできることが特徴です。皮脂量が極端に減少し、角質層の水分を保つ力が弱い状態なのです。皮膚が乾燥しやすいだけでなく、バリア機能が低下しているため外からの刺激にとても弱くなっています。

またアレルギーを起しやすい体質を持ち合わせている場合が多いです。良くなったかと思えばまた症状が悪化する、ということを繰り返すことも特徴のひとつで、多くの方を悩ませます。

アトピー性皮膚炎の症状と、現れる部分

アトピー性皮膚炎でみられる主な皮膚の症状には、次のような特徴があります。

  • 乾燥…かさかさと皮膚の水分が少ない乾燥した状態。
  • 鱗屑(りんせつ)…フケのようなかさかさしたものが落ちる。
  • 紅斑(こうはん)…赤い腫れ。
  • 丘疹(きゅうしん)…ぶつぶつした小さなドームの形の盛り上がり。
  • 痂皮(かひ)…掻きむしった後にできるかさぶた。
  • びらん…皮膚の浅い部分がはがれて、じくじくとただれた状態。
  • 苔癬化(たいせんか)…掻きむしることをくりかえして、ごわごわと皮膚が厚く硬くなってしまった状態。

左右対称に現れることが多く、年齢によって現れる部位が変わってきます。

乳児は主に頬や額、顎などで、ひどくなると胸や背中、手足に広がることもあります。もう少し大きくなったお子さんは、首の周りやひじの内側、ひざの裏側といった関節の内側にできやすくなります。成人は顔、首、胸、背中など、繰り返し引っかいてしまう手が届きやすい部分に、症状の重い湿疹ができやすい傾向があります。

乾癬

尋常性乾せん(乾癬)について

表皮の角化細胞は約1ヶ月の周期で角化して脱落していく”新陳代謝”を繰り返していますが、乾せん(乾癬)の方の角化細胞は何らかの刺激によって活性化されたリンパ球により刺激されて、新陳代謝のサイクルが4~7日と短くなり、皮膚が角化して剥がれやすくなっています。病変部位の表皮細胞の増殖は正常皮膚の30倍といわれています。

最近の研究では、T細胞(Th17細胞)から出るインターロイキン17,22が角化細胞を増殖させ、またその増殖した角化細胞から産生される抗菌タンパクによりTh17細胞が活性化されてしまうという悪循環が起きてしまい、乾せん(乾癬)の病態を生み出してしまうことが分かっています。

部位としては頭皮・肘・膝・腰など骨の出っ張った当たりやすい場所にできます。かさぶたを剥がしたりするとそれが刺激となりまたかさぶたが出来やすくなりますので厳禁です。

悪化因子として、風邪や扁桃炎などの感染症など、虫歯や歯周病、そして欧米化された脂肪の多い食事や肥満・ストレスなどが挙げられますのでこれらを出来る範囲で避ける事が大切です。

痒疹

結節性痒疹は、夏場に多い皮膚の炎症です。蚊やブヨに刺されて生じることが多く、手や腕、下腿になどの常に露出している場所に多く発症します。非常に強いかゆみを伴います。豆粒程度の大きさの固く隆起した皮疹が多発して、ひどい場合は数年間症状が続きます。痒疹には1か月以内で完治する急性痒疹と、数か月以上症状が続く場合の慢性痒疹があります。急性痒疹は主に5歳以下の小児に発生することが多く、小児に発症した場合は小児ストロフルスと呼ばれています。

初期の症状は、夏場によく見られる虫刺されに似た症状が現れます。少々盛り上がった発疹が生じ、次第に強いかゆみを伴ってきます。大きさは数ミリから数センチ程度のものが多く、そのかゆみは非常に強く夜眠れなくなることもあるほどです。しかし、かゆいからといってかきむしるとジクジクした傷になってしまうため、かき過ぎは絶対にいけません。皮疹はそれぞれ独立して生じますが、集まって融合する場合もあります。症状がよくなってもすぐに治療をやめてしまうと、再びかゆみが出て再発する恐れがあるので油断は禁物です。

帯状疱疹

子供の時になった水痘と同じウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が、神経の付け根に潜んでいます。免疫力が低下するとウィルスが活性化され、神経に添って赤みや水ぶくれが出現します。皮膚症状がでる数日から1週間ほど前に、皮膚の違和感やピリピリ感などが出現することがあります。初期は赤い斑点を作り1~2日位すると水ぶくれも出来ます。後に神経痛を残さないためにも、早期に内服治療を始めることが大切です。皮膚に症状がでる前から痛みが出現することが多く、痛みの強さは非常に耐えられない強い痛みの人と我慢できる程度の人とまれに全く痛みを伴わない人もいます。痛みではなく痒みを伴うこともあり、皮疹が出た場合は虫刺され・湿疹に間違えやすい場合があります。

体の片側に痛みやかゆみを伴う赤みが見られたときには、まず皮膚科の受診をお勧めします。

皮膚症状が良くなると痛みも消失していきますが、皮疹が良くなってもピリピリするような痛みが長期間(1か月以上)残ることがあります。治療が遅れると痛みが残りやすくなり、この痛みを帯状疱疹後神経痛といいます。

数ヶ月~数年間痛みが残って苦労することがあります。低年齢者の帯状疱疹後神経痛は殆どなく、年齢と共に増加する傾向があると言われています。帯状疱疹の治療は早期に開始することが大事です。

帯状疱疹後神経痛を起こしやすい方

高齢者(特に七十歳以上)・糖尿病・膠原病の基礎疾患のある方、抗ウイルス薬の内服や点滴が遅くなった方などに起こりやすい傾向があります。

健康な成人・子供にも出来ることがあります。

掌蹠膿疱症

掌蹠膿疱症とは、膿がたまった皮疹(膿疱)が手の平や足の裏に無数にできる疾患です。膿疱は、細菌やカビがいない無菌性のもので、好中球という白血球の一種が皮膚の角質に溜まった状態です。長期間症状を繰り返し、慢性的に症状が現れます。無菌性であるため他人への感染の心配はありません。

膿疱の初期は小さな水疱で、だんだんと黄色に変わっていきます。出はじめはかゆみを伴い、その後はかさぶたとなって落ちていきます。特徴としてはこれらの膿疱が混在した状態で繰り返します。

手の平では中央や親指の根元、小指の根元に多く発症し、足の場合は土踏まずや足の縁に比較的多く発症します。いずれも境界がくっきりとした赤いツブツブの斑点があらわれ、その中に小さな膿疱が無数に生じます。また皮下や爪にも膿疱が生じることもあり、爪が黄色に変色し変形する場合もあります。

円形脱毛症

円形脱毛症は女性のみならず、年齢や性別に関係なく誰にでも起こる可能性があります。突然コインのような円形(または楕円形)をした脱毛が起こるのが大きな特徴です。また脱毛部周辺の毛髪を引っ張ると、ほとんど痛みもなく簡単に抜けてしまいます。

円形脱毛症の主な症状としては、次のようなものが挙げられます。

  • 単発型円形脱毛症のなかで最も多く見られる症状で、豆粒大から500円硬貨ほどの比較的小さな脱毛が1か所~数か所にできます。
  • 多発型脱毛部が2カ所以上あり、何度も繰り返す症状です。
  • 蛇行型後頭部や側頭部などの髪の生え際に、帯状に繋がって脱毛します。
  • 全頭型多発型が頭部全体に広がり、ほとんどの髪の毛が抜け落ちてしまう症状です。
  • 汎発型頭髪だけでなく、まゆ毛やまつ毛、ワキ毛など全身の毛が抜け落ちてしまう重い症状です

尋常性白斑

後天的に皮膚の色が部分的に抜けて白くなる病気です。皮膚の最外層にある表皮のなかに存在する、メラニン色素をつくる細胞(色素細胞)が消失するために、皮膚の色が抜けて白くなります。

色素細胞が消失する原因は明らかにされていませんが、色素細胞に対する自己抗体ができて色素細胞を攻撃するために消失するという説、神経の異常が原因であるという説、皮膚での活性酸素を除去する機能が低下して色素細胞が壊れるという説などがあります。

体の左右どちらか片側にのみ症状が出るタイプ(分節型)、体の両側に出るタイプ(汎発型(はんぱつがた))、皮膚の一部分だけに出るタイプ(限局型)があります。

かぶれ(接触皮膚炎)

植物や化粧品、薬剤など、ある特定の物質に接触した後、かゆみやひりひり感などを伴って生じる水ぶくれ、赤み、腫れなどを接触皮膚炎といいます。原因物質に対する反応の違いによって、刺激性皮膚炎とアレルギー性皮膚炎に分けられます。アレルギー性皮膚炎では原因物質に接触してから症状が出るまで時間かかるため、その原因がすぐにはわからないことがあります。また皮膚炎の原因が“かぶれ”ということに気付かない場合もあります。同じ部位に繰り返す皮膚炎が起こる場合には、皮膚科を受診しましょう。原因物質がわかれば、その物質に接触しないことで繰り返していた皮膚炎が治ってしまうこともあります。また原因物質を調べる方法に、パッチテスト(疑わしい物質やアレルギーが起こる頻度の多い物質を直接背中の皮膚に貼ってその反応をみる検査です)という検査があります。

ニキビ

思春期以降、ホルモンの働きが活発になり、皮脂がたくさん分泌されることにより、毛穴がつまってできます。その原因は、過度のストレス、不規則な生活、睡眠不足、便秘、紫外線、不適切なスキンケアなど、症状は個人によって様々です。また、複数の要因によって引き起こされることも多々あります。

思春期にできるニキビと大人になってからできるニキビでは多少違いがあります。個人によってもニキビができる原因が違ってきます。近年は大人ニキビが増えています。生活環境の大きな変化、多忙な生活、夏のクーラーや冬の暖房などにより急激な乾燥化、食生活も大きな変化を遂げています。

ストレスが過剰になると表皮の角質の乾燥が進み、角質の異常角化が起こります。これが肌のトラブルの元凶になります。毛穴のつまったニキビ(面ぽう)には、毛穴が拡大して黒く見える黒ニキビ、毛穴が閉ざされていて白っぽくみえる白ニキビがあります。

ここにニキビアクネ菌が感染することによって、赤ニキビができます。さらに悪化すると毛のうがこわされて、膿でいっぱいになり膿ほうになります。これを放置すると、ニキビの炎症が皮膚の深いところまで達し、皮膚のひきつれとなり、ニキビ跡になります。ニキビ跡を残さず、きれいに治すためには、ひどくなる前に皮膚科を受診して治療することが大切です。ニキビ治療には、保険のきく治療もあります。お1人で悩まずに、一度受診してご相談ください。

ニキビには4段階の進行状況があります。

  • 面ぽう微小面ぽう ニキビへの始まりです。小さな毛穴に皮脂や角質が詰まる状態です。
    面ぽう 毛穴に皮脂や角質が詰まった状態です。白ニキビといわれています。
    毛穴が開いて黒い酸化物が詰まったような状態では、黒ニキビといわれています。
  • 赤ニキビ赤くなったニキビのことです。丘疹(きゅうしん)と呼ばれます。炎症によって腫れて大きくポツンとした症状です。活性酸素によって皮脂の酸化がすすむと炎症が皮膚の内部や周りに広がっていきます。
  • 膿ほう丘疹がさらに悪化して、化膿した状態のこと。ふくらみの中心が白くみえるのはニキビの芯が膿をもっているためです。
  • 褱腫皮膚の内部にできてしこりのようになるニキビ。触ると痛みがあり治療に時間がかかる場合が多々あります
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